金剛禅の教えと少林寺拳法について

少林寺拳法は、1947年、日本において初代師家・宗道臣(そう どうしん)により、社会に役立つ人づくりを目的とした「教え」「技法」「教育システム」の体系として創始された宗門の行です。自分の身体と心を養いながら、他人とともに助け合い、幸せに生きることを説く「教え」と、自身の成長を実感し、パートナーとともに上達を楽しむ「技法」、そしてその教えと技法を遊離させず相乗的に人間力を養うための「教育システム」が一体となっています。

金剛禅総本山少林寺では、こうした少林寺拳法の教えや技術の修練を通して一人一人が輝ける人生を送るために、自分を信じることのできる強い心と、相手を思いやる優しい心を養います。金剛禅の教えは、生きている人間が拳禅一如のたゆまぬ修行を積み、まず真に寄り所とできる自己を確立し、半ばは他人(ひと)の幸せと社会の発展のため役立つ人間になろうというものです。そして、人間どうしの拝み合い(尊重)と援け合い(協力)により、平和で豊かな理想社会を実現するため積極的に行動・実践していこうと説いています。

© 2007 金剛禅総本山少林寺 愛知今伊勢道院
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